ふわっと星読み日和

星読みで「生きる」を楽しく、軽やかに

面白がり子育て

 

天才か、変人か?

小学生の子どもが2人います。

2人ともユニークなのですが、とくに9歳の息子は超越しています。

あれ?みんなと違うかもと薄々感じ始めたのが、1歳半検診。

予測不能な行動を展開する息子と、SP級の超監視の母という関係が始まります。

「世の中の天才は皆、子どもの頃は問題児でしたから・・・。」

通っていた幼稚園の園長先生の言葉です。

今、そのフレーズを聞けば最高の誉め言葉と喜びますが、

SPだったわたしはキラリと目を光らせ、

「これではいけない」と取り締まりを強化していました。

 

 

救世主あらわる

粋のいい鮮魚だった息子。

年長のとき就学に向けて区の発達相談に出向きます。

担当された小児科の先生がものの10分も経過しない間に

「この子は、小学校低学年くらいまで先生や周りの大人たちに叱られやすいでしょう。」

と、占い師の未来予測のごとく発言をされました。

的中率100%。

本当にその通りでしたよ、先生。

さらに話された内容がのちのちまでわたしの心の支えとなっています。

 

「お母さん、比べるべきは周りの子ではないですよ。

彼の成長なかで見てあげてください。

そして、もうひとつ、彼の個性をつぶして周りと一緒にしようとしないでください。

彼のこの人懐こさ、営業マンなら最高ですよ。

普通という枠に押し込めないで、個性を伸ばしてあげてください。」

 

ちょうどその頃西洋占星術に出会い、息子は「楽しいがエネルギー」(火星が獅子座)と知ったタイミングでもありました。

その言葉をきっかけに、息子に向き合う姿勢が変わり始めました。

 

面白がることにしてみた

現在9歳になった息子。

最高に落ち着きがなく、最高に面白いです。

本人も自身の落ち着きのなさを自覚できる年齢となり、

宿題と宿題の合間に歩き回る、

歩けないときは手を動かす、

授業中は思考を巡らせて動く(先生の話しを聞いているかはアヤシイ・・・笑)

と折り合いをつけているようです。

「僕はまぐろで動いていないとおかしくなっちゃう。」と客観的に自分を見ているようです。

 

天王星からきた」とか

「地球を救うためにやってきた」とか

「あ~あ、今日は宇宙で闘ってきたから疲れたなぁ。」

なんてぶっ飛び発言の数々。

もう、これは小児科の先生の教えどおり個性を生かしてあげて、こちらはただ楽しんでほうが自然です。

 

スピリチャルな感性をお持ちの習い事の先生から

「彼の言葉を必要な人に伝えるといい。」

とアドバイスをいただいたことがきっかけで絵本や音声にして発信も始めました。

必要な人に届いてというより、わたしがただ楽しみたいほうが勝っています。

 

▶noteに投稿しています。

のぞみ|note

 

時には孫を思う境地の距離感で100%愛す

「皆と同じにしないと」と思っていたときは、困った状態でしたが、

「個性を楽しもう」と本気で楽しんでみたら、楽しい状況になりました。

宇宙的感覚においては息子は素晴らしいわと親ばか力を発揮しています。

孫は何しても可愛いといいますよね。

一定の距離があるからなのでしょう。

親子だと自分のことのごとく100%を求めちゃうのかもしれません。

何をやっても「いいよ、可愛いね」という孫を思う気持ちで、丸ごと大好きになれる親子関係を目指していきたいですね。

 

我が子を愛してくれる世界は必ずある

Noteを見たり、聴いてくれた友人たちから

「あのメッセージ良かったよ。」とか

「励まされたよ。」という感想を息子に伝えると、満たされた笑顔でうなずいています。

学校では叱られてばかりでも、認めてくれる世界がある。

そう、必ず子どもを「いいね」と思ってくれる場所があるのです。

 

~『人間関係の大報告』アドラー心理学ベーシックテキストより~

1.みんなに好かれた人は歴史上にも存在しない。

2.みんなに嫌われた人も同様である。

 

・みんなに好かれたいと思うのは、幻想にすぎない。

・みんなに嫌われていると思うのは、妄想にすぎない。

 

個性豊かな子を育ていると、認められない世界でおぼれてしまうかもしれません。

誰もわかってくれないと思うのは「妄想」であり、

必ず「いいね」と思ってくれる世界があることを信じてね。

と、過去のわたしを含めた悩める人たちにお伝えしたいです。